奇跡の母子犬 12月7日、宮崎中央犬管理所 5番の檻に野犬の母仔犬4頭が収容されていました。 職員さんは言いました。 「母犬は、仔犬達を置いて一切逃げようとしなかった・・・ 母犬だけなら逃げられた状況だったのに・・・」 母犬は、自らの命を盾にして、我が仔を守ろうとし、 自ら、一緒に捕獲される道を選んでしまったのです。 母乳がなければ生きていけない・・目も開いていない 仔犬と母犬は、2/14炭酸ガスでの窒息死で 致死処分されてしまう運命でした。 管理所の中でも、我が仔を守ろうと母犬は威嚇します。 命がけで子供を守ろうとした母犬の母性に心を打たれ、 職員さんが、処分日を半月延ばしてくれました。 母犬が、命をかけて守ろうとした仔犬達・・・ せめて・・母犬の願いを叶えてあげたい・・・ 仔犬だけでも助けてあげたい・・ 2月10日・・その思いも虚しく、 寒さに耐え切れず、白い仔犬が息を引き取りました。 母犬が必死に守ってきた大切な命・・・ それなのに・・・ 「奇跡の母子犬 2」 |